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2005.04.27

電車の運転は法律でどのように守られているか

JR福知山線事故のニュースを見て思った。運転手はどういったことをすべきだということが法律で決まっているのではないかと・・・。
それで少し調べてみたところ、鉄道営業法第一条と軌道法第十四条に基づきある法律が制定されている。その名は、「運転の安全の確保に関する省令」だ。


運転の安全の確保に関する省令
(昭和二十六年七月二日運輸省令第五十五号)
最終改正:昭和四五年九月一〇日運輸省令第七九号

(規程の制定及び実施)
第三条  鉄道及び軌道の経営者は、前条の規範に従つて運転の安全に関する規程を定めなければならない。
2  鉄道及び軌道の経営者は、前項の規程の実施に関し、常に従事員を指導し、及び監督しなければならない。



今回の場合、「JR西日本(の経営者)」が、運転の安全に関する規程を定め、これを実施するよう指導、監督する義務があるということになると読める。その規程というのは第二条の規範に従って定めることになっている。
その規範というのは・・・・・

(規範)
第二条  従事員が服ようすべき運転の安全に関する規範は、左の通りとする。
一  綱領
(一) 安全の確保は、輸送の生命である。
(二) 規程の遵守は、安全の基礎である。
(三) 執務の厳正は、安全の要件である。
二  一般準則
(一) 規程の携帯
     従事員は、常に運転取扱に関する規程を携帯しなければならない。
(二) 規定の理解
     従事員は、運転取扱に関する規定をよく理解していなければならない。
(三) 規定の遵守
     従事員は、運転取扱に関する規定を忠実且つ正確に守らなければならない。
(四) 作業の確実
     従事員は、運転取扱に習熟するように努め、その取扱に疑いのあるときは、最も安全と思われる取扱をしなければならない。
(五) 連絡の徹底
     従事員は、作業にあたり関係者との連絡を緊密にし、打合を正確にし、且つ、相互に協力しなければならない。
(六) 確認の励行
     従事員は、作業にあたり必要な確認を励行し、おく測による作業をしてはならない。
(七) 運転状況の熟知
     従事員は、自己の作業に関係のある列車(軌道にあつては車両)の運転時刻を知つていなければならない。
(八) 時計の整正
     従事員は、職務上使用する時計を常に整正しておかなければならない。
(九) 事故の防止
     従事員は、協力一致して事故の防止に努め、もつて旅客及び公衆に傷害を与えないように最善を尽さなければならない。
(十) 事故の処置
     従事員は、事故が発生した場合、その状況を冷静に判断し、すみやかに安全適切な処置をとり、特に人命に危険の生じたときは全力を尽してその救助に努めなければならない。



この規範を見て、必要十分なことがらがまとまって書いてあることに少し感動を覚えた。それとともに、この規範を実践していれば、今回の事故は起こるはずがないようにも思えてくる。

JR西日本の規程ではどのように書かれているのだろう。そして、どう指導、監督してきたのだろう。
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